ここまで説明した内容をまとめて振り返ります。
さばくな。
新渡戸稲造も語った「情けは人のためならず」の深い意味
2026.01.12
皆さん、こんにちは。冒頭で流れた賛美『慈しみ深き友なるイエス』。この歌詞にあるように、イエス様は私たちの全ての罪や悲しみを担ってくださる、最高の友です。今日は、このイエス様の憐れみ深さに触れ、私たち自身もその愛に倣って生きるとはどういうことか、共に聖書から学んでいきたいと思います。
目次
1
憐れみの源泉
2
神の国の原理
3
与えることの祝福
4
弟子としての成長
© Google Inc.
1
本日のメッセージの構成です。まず、私たちの信仰の土台である『憐れみの源泉』について。次に、常識を覆す『神の国の原理』。そして、実践としての『与えることの祝福』。最後に、イエス様に続く『弟子としての成長』についてお話しします。
憐れみの源泉:イエス・キリスト
© Google Inc.
2
まず、全ての出発点となる、イエス・キリストという方の憐れみについて考えてみましょう。私たちが憐れみ深い者となるためには、まずこの方の愛を知る必要があります。
今日の御言葉
あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたもあわれみ深くしなさい
— ルカの福音書 6章36節
© Google Inc.
3
これが今日のキーとなる聖書の言葉です。イエス様は言われました。『父なる神が憐れみ深いように、あなたがたもそうありなさい』と。これは単なる道徳的な教えではなく、神の性質そのものを私たちが受け継ぐという招きなのです。
救いと恵みの構造
聖霊の力
復活の命によって内住し私たちを導く力
復活の命
死に勝利し永遠の希望を与える新しい命
十字架の贖い
自らを犠牲にして罪の負債を支払った愛
© Google Inc.
4
私たちの信仰には、揺るぎない土台があります。一番下を見てください。イエス様は自らを犠牲にし、十字架にかかって私たちの罪の負債を全て支払ってくださいました。これが『贖い』です。そして死から復活され、新しい命を与えてくださった。さらに今、聖霊として私たちの内に住み、神に仕える力を与えてくださっています。この恵みの構造があるからこそ、私たちは憐れみ深い者へと変えられていくのです。
神の国の「逆説的」原理
© Google Inc.
5
しかし、イエス様が教える『神の国のルール』は、私たちが普段生きているこの世の常識とは全く異なります。ある意味、真逆と言ってもいいでしょう。
世の常識 vs 神の国の教え
人の国の常識
敵を憎み復讐する
損得勘定で貸し借り
自分を守るために戦う
やられたらやり返す
神の国の教え
敵を愛し祝福する
返礼を期待せず捧げる
負けるが勝ちの精神
右の頬を打たれたら左を向ける
© Google Inc.
6
見てください。人の国では『敵を憎め』『損をするな』と教えられます。格闘技の世界なら、殴られたら殴り返さなければ負けです。しかし、神の国は違います。『敵を愛しなさい』『返してもらうことを考えずに貸しなさい』とイエス様は言います。これは人間の力では不可能です。だからこそ、神の愛、アガペーの愛が必要なのです。
裁きと赦しの法則
裁きの法則
人を裁く
ブーメランのように戻る
自分も裁かれる
赦しの法則
人を赦す
神に赦される
自由と解放を得る
© Google Inc.
7
聖書には厳粛な法則が記されています。『裁くな、そうすれば裁かれない』。誰かを裁いて判決を下すとき、その裁きはブーメランのように自分に返ってきます。逆に、赦しなさい。そうすれば、あなたも赦されます。人を許さないことは、自分自身を許さないことと同じ。赦しこそが、私たちを憎しみや苦々しさから解放する鍵なのです。
与えることの祝福
© Google Inc.
8
赦すことの次は、『与えること』についてです。クリスチャンライフの醍醐味は、もらうことではなく、与えることにあります。
祝福の無限循環
神の経済原理
見返りを求めず
惜しみなく与える
良き計りで
神が人を動かす
押しつけ揺すり入れ
豊かに返される
感謝と共に
さらに与える
© Google Inc.
9
『与えなさい。そうすれば与えられます』。これは神の経済原理です。あなたが惜しみなく与えるとき、神様は周りの人々を動かし、良い計りで、押しつけ、揺すり入れ、溢れるばかりにして、あなたの懐に返してくださいます。ケチな計りを使えばケチな計りで、寛大な計りを使えば寛大な計りで返ってくる。ならば、私たちは寛大な者になろうではありませんか。
私たちが「与える」ことができるもの
物質・金銭
困窮する人への支援や捧げ物。金額の多寡ではなく心の姿勢が重要
時間・労力
ホームレス支援、病人の見舞い、ボランティア活動への参加
とりなしの祈り
貧しい国や苦しむ他者のために時間を割き、心を注いで祈ること
福音の言葉
慰めと励まし、イエス・キリストの愛を人々に伝え分かち合う
© Google Inc.
10
『私にはお金がないから与えられない』と言う人がいます。しかし、それは違います。私たちには時間があります。健康な体があります。そして何より、祈ることができます。バングラデシュの子どもたちのために祈る、病気の友のために時間を割いて見舞う。これら全てが、神の前に尊い『与える』行為なのです。
弟子としての成長と実践
© Google Inc.
11
最後に、イエス様の弟子として、私たちがどのように成長していけばよいのかをお話しします。
師に倣う成長のステップ
師を見る
イエスと信仰の先輩の背中を見て学ぶ
共に歩む
聖霊の助けを借りて実践し経験する
弟子となる
師の教えを体現し次世代へ継承する
© Google Inc.
12
イエス様は『弟子は師以上にはなれないが、十分訓練を受ければ師のようになる』と言われました。私たちにはモデルが必要です。究極のモデルはイエス様ですが、身近にいる信仰の先輩たちの背中を見ることも大切です。彼らの生き様に倣い、私たちも誰かのモデルとなるような『小さなキリスト』へと成長していきましょう。
ここまで説明した内容をまとめて振り返ります。
今日が救いの日、今が恵みの時です。イエス・キリストは憐れみ深い方です。もし今日、心が動かされたなら、この方を心にお迎えしてください。そして、既に信じている方は、裁くのではなく赦す者、奪うのではなく与える者として、新しい一歩を踏み出しましょう。神様の豊かな祝福が皆さんの上にありますように。