ここまで説明した内容をまとめて振り返ります。
マルタとマリア:最も必要な「一つのこと」
2026.01.17
本日は、ルカの福音書10章に登場する「マルタとマリア」の話を通して、私たちが日々の生活の中で見失いがちな、最も大切な「一つのこと」についてお話しします。心と思いと知性と力を尽くして神を愛するとはどういうことか、共に考えていきましょう。
目次
1
礼拝と謙遜の心
2
マルタとマリアの対比
3
静まりと神を知ること
4
結論:一つのことを選ぶ
© The Arthur Hollands Show
1
本日の流れです。まずは礼拝の本質と謙遜な心について触れ、次にマルタとマリアの対比から私たちの現状を見つめ直します。そして、静まることの重要性を確認し、最後に私たちが選び取るべき「一つのこと」へと導きます。
第1章 礼拝と謙遜の心
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2
まずは第1章、礼拝と謙遜の心についてです。賛美の歌詞やペテロのエピソードから、神の前に立つ私たちの姿勢を学びます。
礼拝の本質:神を第一とする
あなただけを礼拝する。心と思いと知性と力をもって、あなたの主である神を愛しなさい。
— 賛美歌詞 / 聖書
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3
「あなただけを礼拝する」。この賛美の歌詞にあるように、心と思いと知性と力を持って神を愛することは、最も大切な戒めです。横のつながりである隣人愛も、縦の神との関係から流れていくものです。神の国と神の義を第一にするとき、すべての必要なものは備えられます。
ペテロの失敗と神の恵み
STEP 1
自分の力での限界
STEP 2
御言葉に従い網を下ろす
STEP 3
想像を超える大漁
STEP 4
罪の自覚とひれ伏し
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4
プロの漁師だったペテロは、自分たちの力で一晩中漁をしましたが、何も獲れませんでした。しかし、イエスの「深みに漕ぎ出して網を下ろしなさい」という言葉に従ったとき、驚くべき大漁となりました。自分の限界を認め、神の言葉に従うとき、私たちは神の力を体験し、その前にひれ伏すことになるのです。
第2章 マルタとマリアの対比
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続いて第2章、本日のメインテーマであるマルタとマリアの対比に入ります。ルカの福音書10章から、二人の姉妹の姿を通して語られるメッセージに耳を傾けましょう。
主が語られた言葉
マルタ、マルタ、あなたはいろいろなことを心配して、気を使っています。しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。
— ルカの福音書 10:41-42
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イエスは、おもてなしに奔走するマルタに語りかけました。「いろいろなことを心配して気を使っている」と。この言葉は、現代の忙しい私たちにも響く言葉ではないでしょうか。
二人の姉妹の姿勢
マルタ (Martha)
おもてなしに忙殺
心を騒がせている
比較し、妬む心
多くのことを心配
マリア (Mary)
主の足元に座る
御言葉に聞き入る
静まりと集中
良い方を選び取る
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マルタは素晴らしい奉仕の賜物を持っていましたが、忙しさのあまり心に余裕をなくし、手伝わない妹を妬んでしまいました。一方、マリアはイエスの足元に座り、ただ御言葉に聞き入っていました。彼女は「最も良い方」を選んだのです。
心が騒ぐメカニズム
奉仕や仕事に追われる
多忙と焦り
神の視点を見失う
余裕の喪失
勝劣や不満の発生
他者との比較
心が騒ぎ平安を失う
妬みと批判
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なぜマルタはイエスに不満を言ったのでしょうか。忙しすぎて心をなくすと、世の価値観で自分を測り始めます。そして、「自分はこんなにやっているのに」と他人と比較し、妬みや批判が生まれます。神のために働いているつもりでも、心が神から離れてしまっては本末転倒です。
奉仕の動機:カインとアベルの教訓
アベルの捧げ物
神への愛と感謝が動機。神は心の内側を見られ、その信仰を受け入れられた。
カインの捧げ物
形式的な捧げ物。自分への愛が強く、弟と比較して妬み、殺意を抱いた。
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これはカインとアベルの話にも通じます。神は捧げ物の量ではなく、その背後にある「心」を見られます。比較や競争心からではなく、純粋な愛と感謝から捧げているか。私たちの奉仕の動機がどこにあるのか、点検する必要があります。
第3章 静まりと神を知ること
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10
第3章は、静まりと神を知ることについてです。忙しい日常の中で、私たちはどのようにマリアのような心を持つことができるのでしょうか。
神を知るための鍵
Be Still
静まって神を知る
At His Feet
主の足元に座る
Listen
御言葉に聞き入る
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詩篇46篇10節には「静まって、わたしが神であることを知れ」とあります。「静まる」とは、争いや抵抗をやめ、自分のエゴを手放すことです。イエスの足元に座り、沈黙の中で神との交わりを持つこと。これこそが、神を知るための唯一の道です。
自然界が教える「委ねる信仰」
空の鳥
種も蒔かず刈り入れもしないが、神が養っておられる。
野の花
紡ぎもせず働きもしないが、ソロモンの栄華よりも美しく装われている。
流れる川
源流から絶えず水が供給され、周囲を潤し続けている。
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空の鳥や野の花を見てください。彼らは思い煩うことなく、神の養いの中で生きています。私たちも、忙しさの中で心をすり減らすのではなく、創造主である神に信頼し、委ねる生き方へと招かれています。自然界の営みは、静まって神を見上げることを教えてくれます。
結論:一つのことを選ぶ
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最後に結論です。今日、私たちは何を選び取るべきでしょうか。
豊かな実を結ぶステップ
立ち止まる
忙しい手を止め、心を静める時間を確保する
とどまる
ぶどうの木であるイエスに枝としてつながる
満たされる
主の愛と御言葉によって内側から潤される
実を結ぶ
溢れる命によって自然と良い実を結んでいく
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14
イエスは言われました。「わたしにとどまっていなさい。わたしから離れては、あなたがたは何もすることができない」。私たちがまずすべきことは、何かを成し遂げることではなく、イエスにとどまり、その愛に満たされることです。そこから、真の奉仕と実りが生まれます。
ここまで説明した内容をまとめて振り返ります。
どうしても必要なことはわずか、いや、一つだけです。マリアはその良い方を選びました。どうぞ皆さんも、忙しい日常の中で、まずイエスの足元に座り、神との交わりという最良の分を選び取ってください。その時、あなたの心に消えることのない平安と喜びが溢れるでしょう。