ここまで説明した内容をまとめて振り返ります。
荒野での声 Voice in the wilderness
2026.06.11
本日は「荒野での声、Voice in the wilderness」というタイトルでメッセージをお伝えします。マルコの福音書などを通して、荒野という場所で神がどのように働かれるのかを見ていきましょう。
本日のメッセージ構成
1
湧き上がる心の井戸と新しい創造
2
砂漠と荒野の体験が教えること
3
聖書が語る荒野の歴史
4
イエスの荒野での勝利
5
荒野で叫ぶ者の声:ヨハネ
6
現代の荒野への福音宣教
© The Arthur Hollands Show
1
今日お話しする内容の流れです。神が私たちの心の奥底から湧き上がらせる新しい創造から始まり、聖書における荒野の歴史、イエスの勝利、そして現代の私たちに与えられた使命までを順を追ってお話しします。
湧き上がる心の井戸と新しい創造
© The Arthur Hollands Show
2
まずは、湧き上がる心の井戸と、神がなされる新しい創造についてです。
神は新しいことをされる
見よ、わたしは新しいことをする。今、もうそれが起ころうとしている。あなたがたは、それを知らないのか。確かに、わたしは荒野に道を、荒れ地に川を設ける。
— イザヤ書 43章
© The Arthur Hollands Show
3
イザヤ書に「見よ、わたしは新しいことをする」とあります。神は道なき荒野に道を、水のない荒地に川を設けてくださる方です。過去のことに囚われすぎず、神が今なさろうとしている新しいことに目を向けましょう。
「今」を生きる重要性
過去への囚われ
過ぎ去った出来事や悪習慣に縛られ今を見失う危険性
未来への偏重
未来ばかりを見て足元がおろそかになる状態
今日が救いの日
神は明日でも昨日でもなく今新しい創造を起こされる
© The Arthur Hollands Show
4
私たちは過去の成功や失敗に囚われたり、未来ばかりを気にして今を生きることを忘れがちです。しかし聖書には、今日が救いの日、今が恵みの時だとあります。神は今まさに新しい創造を起こそうとしておられます。
砂漠と荒野の体験が教えること
© The Arthur Hollands Show
5
次に、砂漠や荒野の体験が私たちに何を教えるのかについて考えてみましょう。
砂漠の美しさ
砂漠が美しいのは、どこかに井戸を一つ隠しているからだ。
— アントワーヌ・サン=テグジュペリ『星の王子さま』
© The Arthur Hollands Show
6
サン=テグジュペリは「砂漠が美しいのは、どこかに井戸を一つ隠しているからだ」と語りました。彼は実際にリビア砂漠で遭難し、死の淵で水を与えられて救われるという強烈な体験をしています。
荒野を歩む意味
自分の弱さとの直面
静けさと過酷な環境の中でごまかしのきかない限界に気づかされる
真の渇きと命の再発見
水が単なる物質ではなく命そのものであると実感し真理を渇望する
神の栄光の現れ
残酷に見える荒野にこそ神の臨在と救いの恵みが美しく現れる
© The Arthur Hollands Show
7
荒野を歩くことは、人をただ強くするだけでなく、自分の弱さと徹底的に向き合わされる体験です。そこでの渇きは真理への渇望を生み、残酷に見える荒野にこそ、神の栄光と救いが美しく現れるのです。
聖書が語る荒野の歴史
© The Arthur Hollands Show
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聖書を振り返ると、イスラエルの歴史はまさに荒野の歴史であることがわかります。
イスラエルの歴史と荒野
エデンの園から
アダムとエバの追放
ミディアンの地で
モーセの召命
エジプト脱出後
イスラエルの民の訓練
再び荒野へ
バビロン捕囚
© The Arthur Hollands Show
9
アダムとエバがエデンの園を追われてから、荒野での歩みが始まりました。モーセは荒野の燃える柴の中で神の声を聞き、イスラエルの民もエジプトを出た後、荒野でマナを与えられ、十戒を与えられて訓練されました。そしてバビロン捕囚で彼らは再び荒野と向き合わされたのです。
イエスの荒野での勝利
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10
続いて、イエス様ご自身の荒野での体験に目を向けます。
第二のアダムとしての勝利
STEP 1
ヨルダン川での洗礼
STEP 2
荒野での40日間の断食
STEP 3
悪魔からの三つの試み
STEP 4
御言葉による完全な勝利
© The Arthur Hollands Show
11
イエスはバプテスマのヨハネから洗礼を受けた後、御霊に導かれて荒野へ行き、40日40夜断食されました。そこで悪魔から誘惑を受けますが、アダムとエバが失敗したのとは対照的に、イエスは御言葉をもって完全に勝利されました。第二のアダムとして、信仰によって生きる見本を示されたのです。
荒野で叫ぶ者の声:ヨハネ
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12
このイエスの道を整えたのが、荒野で叫ぶ者の声として遣わされたバプテスマのヨハネです。
神殿から荒野へ
形骸化した神殿信仰
神の栄光が去った状態
形だけの儀式
最終的な破壊の予兆
荒野での悔い改め
預言者ヨハネの出現
罪の告白とヨルダン川での洗礼
神の国の到来への備え
© The Arthur Hollands Show
13
当時、エルサレムの神殿信仰は形骸化し、終わりを迎えようとしていました。人々は神殿ではなく、らくだの毛皮を着ていなごを食べるバプテスマのヨハネのもとへ、荒野へと集まりました。そこで罪を告白し、悔い改めの洗礼を受けて、神の国の到来に備えたのです。
現代の荒野への福音宣教
© The Arthur Hollands Show
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最後に、これらの出来事が現代の私たちにどう繋がるのかをお話しします。
福音を携えて深みへ
荒野へ出る
新宿など現代の東京砂漠へ赴く
御言葉に従う
常識にとらわれず網を下ろす
実を結ぶ
十字架行進等で多くの魂が救われる
聖霊の働き
全世界で神の国の実を結ばせる
© The Arthur Hollands Show
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神は私たちに、全世界へ出て行って福音を伝えなさいと命じておられます。新宿のようなネオン輝く東京砂漠も、現代の荒野です。そこで「深みに漕ぎ出して網を下ろせ」という御言葉に従うとき、コロナ禍であっても多くの魂が救われました。聖霊の力によって、荒野が果樹園へと変えられていくのです。
神の国をもたらす力
十字架の福音
唯一の救いの鍵
聖霊の満たし
証しする原動力
荒野への派遣
全世界への宣教
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16
私たちが神の国をもたらすための力は、この3つに集約されます。唯一の救いであるイエス・キリストの十字架の福音、私たちに証しする力を与える聖霊の満たし、そして荒野へと派遣され全世界に宣教していくことです。
ここまで説明した内容をまとめて振り返ります。
イエス様、どうか私たちの荒野のような心に神の国をもたらし、私たちをあなたの証し人として用いてください。聖霊で満たし、栄光を現す器にしてください。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。良い一日を。